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Love at first sight 12

翌朝、朝食を食べて、うちの実家に挨拶しに行くと言った司さん。
しかも今から行くって、パパもママもびっくりしちゃうよね。


ママに連絡したら、家にいるって。
紬も久しぶりだし喜んでくれるかな。


実家に着き、司さんを見てパパ達はびっくりってもんじゃなかった。


司さんは、紬の事を知らなかったとはいえ、男として無責任だったと詫びて、私と結婚させて欲しい。
つくしさんと紬と家族になりたい…とお願いしてくれた。


話を聞いていたママが、ぷっと笑い、


「心配すること無さそうね、パパ。」

「そうだね、ママ。司くん、娘と紬をよろしくお願いします。」



「えっ、反対しないの?」


反対はしないとは思ってたけど、あまりにもすんなりで拍子抜けする。



「だってねぇ、パパ。」

「つくし、紬を見てごらんよ。いつもなら、じいじとばあばの所に来てくれるのに、司くんにべったりだよ。」


紬は司さんの膝の上に座って、あーだこーだと話かけている。
司さんは、優しい顔でそれに答えている。


「つくし、今までいっぱい苦労かけて来たけど、幸せになりなさい。」

「ありがとう、パパ、ママ。」


帰る前には、いつの間に準備したのか婚姻届の証人欄にサインしてもらっていた。



実家からの帰り道、ちょっと寄りたい所があると立ち寄った場所は、お城かと思えるほど大きな建物。

「ここは?」

「うちの邸。その内ここで暮らすようになるから、タマに合わせたくてな。」

「タマさん?」

「メイド頭のばーさんなんだけど、つくしと紬のこと気にいると思ってさ。」



「誰がばーさんなんだい。」


バシッと杖で司さんを叩く。


「いてっ、タマ。ホントのことだろ。」

「まあ、いいさ。それで、このお嬢様達は?」

「嫁になる、つくしと俺の娘の紬。」



「こんにちは。まきのつむぎです。」


「あらあら、元気でお利口さんだねぇ。」


「はじめまして、つくしです。」

「つくし様、メイド頭のタマです。」

「あのっ、つくし様は辞めて下さい!お嬢様でもなんでもありませんから。」

「タマ、こいつはな、バイトして留学費用や出産費用を工面したぐらい普通の家庭の子なんだよ。かしこまらないでやってくれ。」

「まあ、益々気に入ったね。じゃあ、つくし、坊っちゃんをよろしく頼んだよ。」


お姉さんから色々と話を聞いていたらしく、会えるのを楽しみにしてた…と言っていた。


「いつでも紬お嬢様と遊びにおいで。」


と連絡先を交換した。



マンションへの帰り道。

紬は疲れ果てて、司さんに抱っこされてお昼寝中。


「紬の事もあるから、なるべく早く入籍しようと思ってる。今日からでも、一緒に暮らさないか?」

「へっ?今日から?流石に無理です。」

「なんでだよ。」

「荷物の整理とかあるし、仕事もあるから…。」

「じゃあ、おまえ明日休みな。引っ越しは業者に頼んでおくから。」


あっという間に強引に決めてしまった。



突然始まった司さんとの生活。

住んでるペントハウスは、私達が住んでる家何個分⁇ってぐらい広いし、何もかもが高級。
掃除や洗濯なんかもメイドさんが来て行うらしい。


昨日に引き続き、司さんは紬をお風呂に入れて寝かしつけてくれた。


「どうした、ぼーっとして。」

「紬は?」

「寝たぞ。あいつ寝る寸前まで喋り倒してスイッチ切れたみたいにポテッと寝るのな。」

「いつもそんな感じかな。」



「なんか俺に言いたいことがありそうだな。」

「お邸?もそうなんだけど、ここも広過ぎて落ち着かない。メイドさんが居る生活もどうしたらいいかわかんない…です。」

「そんな事か?」

「そんな事って…。」

「おまえの育ってきた環境とは違うからな、戸惑うのはしょうがねぇ。おまえが合わせるんじゃなくて、やりたいようにやったらいいんだよ。でも、無理はするな。今まで一人でなんでも頑張ってきたんだろ?これからは人を頼る事も覚えてくれ。」

「分かった。」

「困った事は、俺に何でも話せ。」

「はい。司さん。」




「それからさぁ、司さんは辞めないか。司って呼んでくれよ。敬語もナシだ。」

「なんで・・。」

「なんかムズムズして落ち着かないんだよ。」

「ぷっ、わかった、司。」


司さん…司は、私が悩んでる時に一番欲しい言葉をくれるんだ。




翌日、司の手配した引っ越し業者のおかげであっという間に引っ越しも終わってしまった。
司の部屋になんでもあるから、持っていく荷物はそんなに沢山は無かった。


週の半ばには、婚姻届の証人欄にパパともう一人…司のお父さんのサインが書いてあった。
司のお父さんはNYなのに、どうやって書いてもらったの??
証人欄の揃った婚姻届に司と私もサインして、区役所に提出。
プロポーズを受けてから1週間経ってないのに入籍。



いつも応援ありがとうございます。


---------
あっという間に入籍しちゃいました。
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コメント

コメント(3)
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2018/06/13 09:10 編集返信
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2018/06/13 09:53 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
悠○様
逃げられないように、その気なうちに周りを固めないと…ですね(笑)
今日の後半戦、生ころがしになりませんでした??

スリ○○○○様
つくしちゃんを捕まえるのに、ちょっと苦労しましたからね、周りを固めるのは早かったですね^ ^
つくしちゃん…と言うか紬ちゃんに振り回される毎日になるのかな。。
お上りさんデート、正確でしたね🎶

昨日の花晴れ、晴頑張ってましたね!
漫画では、めぐりんにちゃんとケジメつけた後だったんですよね。そもそも(仮)のままだったし…。
微妙に晴の父が絡んでるし、周りの気持ちそっちのけだし…とにかく晴頑張れ〜ですね。
西門さん、原作通りカッコよく登場して欲しいな♡

くるみぼたん

2018/06/13 20:01 URL 編集返信
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くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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