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Love at first sight 13

「ろうにょ・・じつむぎ?」

「どうみょうじだよ。ゆっくり言ってご覧。」

「ど・う・みょう・じつむぎ」

「そうそう。もう一回。」

「どうにょうじつむぎ」

「あー、惜しい。」


司が仕事で不在の日曜日。
苗字が変わったので、紬と練習中。


タマさんから電話がかかってきて、用事が無いなら、車を回すから邸に来て欲しいと。


準備が出来た頃に、チャイムがなり出ると、前にもお会いした運転手さん。
紬と2人車に乗ってお邸に向かう。


玄関に着くと、タマさんが出迎えてくれる。


「つくし、無理を言った悪かったね。急に旦那様と奥様が帰国されてね。ぜひあんた達に会いたいって言うから来てもらったんだよ。」

「えっ、司のお父さんとお母さんですか!」

「そのままのつくしで会ってやっておくれ。」

「は・・い。」


タマさんに連れられ、ある部屋に入る。


「旦那様、奥様、連れて来ましたよ。」


「あっ、はじめまして。つくしです。」

「こんにちは、ろうにょ・・・」

「ゆっくり言ってみて。」

「どう・みょう・じつむぎですっ!」


二人ともにこにこされている。


「司の父の要です。それから妻の楓。」

「あのっ、この度は司さんと紬の事、もうし・・。」


言い終わらないうちに、話をされる。


「あら、謝る事なんて何にも無いわ。ねぇ貴方。」

「ああ、そうだな。」

「椿から話を聞いて、居ても立っても居られなくて会いに来たのよ。」



「ママ〜。だれなの?」

「パパのお父さんとお母さん。紬のおじいちゃんとおばあちゃんよ。」

「えっ、ほんとに!!あっ、おじいちゃん、つむといっしょのクルクルだ!」

「ははは、そうだな。いっしょだな。」

「おばあちゃん、ぎゅーってして!」


お義母さんと、ハグをした紬は、

「おばあちゃん、いいにおいがする〜。」


なんて言って大はしゃぎ。


「つくしさん、お掛けになって。」

「はい。失礼します。」

「司と結婚してくれてありがとう。それから、紬ちゃんも産んでくれてありがとうね。」

「あのっ、反対されないのですか?」

「反対する理由が無いのよ。知ってるかもしれないけど、司はね、ゲイだと噂される程の女嫌いなのよ。このまま一生結婚出来ないと思ってたんだもの。」

「でも、私なんて司さんと釣り合わないですよね。」

「家柄や財産は既に持ってるから、必要無いわ。司が愛してるって言うだけで充分よ。それにね、こんな可愛い孫もいるんだから、他の人って訳にもいかないでしょ。」

「そうだよ、つくしさん。もし、まだ籍を入れてなくても、こんなに可愛い孫を手放せないよ。」


そう笑いながら話すお義父さんの膝の上には、いつの間にか紬が座っている。


「紬、こっちに来なさい。」

「つくしさん、構わないよ。」


結局、紬はお義父さんとお義母さんの間に座って何やら楽しそうに話をしている。



突然、バンッとドアが開いて司が入って来た。


「勝手につくしと紬を呼びつけてるんじゃねーよ!」

「あれっ、パパ〜!もうおしごとおわったの?」


紬が司の所へ走って行き、そのまま抱き上げてもらう。


「ああ、終わったぞ。」

「ほんとに〜!いまから、グランマとグランパとげーむするからパパもいっしょにしようっ!」

「げっ。俺は遠慮しとくわ。」

「ふふふっ、そうよね。私も、司と遊んだ記憶なんて無いわ。」




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コメント

コメント(3)
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2018/06/14 12:34 編集返信
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2018/06/14 12:51 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
拍手コメK○○○様
コメントありがとうございます♡
なかなか1番拍手取れないですよね💦
狙って頂いて嬉しいです(*≧∀≦*)

スリ○○○○様
どうみょうじ…練習させている姿を想像したら可愛いですよね!
すらっと言えるようになるのは、もう少し先かな。
司くんの両親も大歓迎ですね。
可愛い孫を見ちゃったら手離せませんよね^ ^
紬ちゃんがいなければ、何にも始まらなかったですもんね。

悠○様
つくしちゃん、小悪魔かなぁ?(2度目ですね)
娘と一緒とはいえ、司くん楓さんたちとは遊びませんよ(笑)
紬ちゃんのおかげで、司くんの親子関係も変わっていくんでしょうね。

くるみぼたん

2018/06/14 21:57 URL 編集返信
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Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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