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あたし副社長と結婚します! 23






「司さん、どこに行くんですか?」
「さんはいらねー。それから敬語も。」
「・・・司、どこに行くの?」


言い直したあたしの言葉を聞いてなんだか満足そう。


「とりあえず、メープルか。マンションでもいいけど、つくしの服とかまだ無いしな。」
「じゃあ、取りに帰りま…帰るよ。」

「却下。引っ越しは明日出来る様に手配したから問題ねぇ。」
「でも…」

「入籍して、新婚初夜だぞ。二人で甘ーい時を過ごすんだろ。」
「昨日もあんなに…//」
「全然足りねぇ。」


結局、メープルホテルに連れて行かれ、部屋に入った途端キスの嵐で、そのままベッドルームに直行して、甘い時間はあたしが意識を飛ばして寝てしまうまで続いた。





ゆらゆらゆら〜。


ん…気持ちいい。


あんっ!


え、どういうこと?


目を開けると、司があたしの膝を抱えながら揺れている。


「はよ。寝ててもしっかり濡れて俺を誘ってたぞ。」
「もうっ、だからって寝てる時に… あっ ンッ…」


文句を言う間もなく、朝からゆるゆると揺らされて絶頂まで導かれた。



「もうっ、エッチしすぎですっ!!」
「でも、気持ち良かったろ?」
「そうじゃなくって…。んっ…ダメだってば。」


一緒に入ったお風呂で隙あらば、あたしの胸を後ろから揉んでくる。


「気持ちよくなかったのかよ?」
「き、気持ちいいですっ。」
「だろ?」


ちょっとっと自信満々に司は言っている。

エッチに関しては淡白だって言ってた司とエッチは苦手だったあたしがこんな状況になるなんて思ってもみなかったし、苦痛でしかなかったエッチがこんなに気持ちいいものだなんて思わなかった。


「どうした?」
「なっ、何でもないです。」
「足りないんか?もう一回するか?」
「十分ですっ!」
「ククッ、冗談。飯食って引っ越しするんだろ。」


冗談と言いながらも、色気ダダ漏れで迫ってくるのはやめて欲しい。
だって、間違いなく流されちゃうから…。





引っ越しの手配はいつの間にかされてて、司は全部業者に任せとけとか言ってたけど、不用品の処分もしたいし、立ち会えるようにお願いした。


少し遅めの朝ごはんを食べ、あたしのマンションに戻る前に進に連絡を入れた。


『姉ちゃん、どうかした?』
「あのね、あたし副社長と結婚したんだ。」

『おめでとう!さすがお義兄さん、予定通りなんだ。』
「えっ?」

『今週に、お義兄さんのお母さんが来るからそのタイミングで入籍するって言ってたからさ。』
「連絡取ってたの?」

『あ、うん。時々連絡くれるよ。』
「そっか、引っ越しするからさ、必要なものあったら進に譲ろうかと思うんだけど。」

『ありがとう。でも、俺も引っ越すし、新しいところには必要なものはもう揃ってるから。』
「どういう事?」


今住んでいるアパートが区画整理で立ち退きになって、それを偶々電話をくれた司に相談したら新しく住むところを探してくれたと。


次の所は電化製品や家具とかが付いていて、家賃も安いんだって喜んでいた。
そんないい物件がある訳ないでしょ…。



電話を切って、司を問い詰めたら「バレたか…」とバツの悪そうな表情をしてたんだけど、事故の時に入った進の部屋があまりにも殺風景でどうにかしてあげたかったんだって。

タイミングよく引っ越ししないといけない話を聞いたから、進に内緒で準備をしたらしい。

司が準備してくれた家具や電化製品などは、高級品でなくて進の生活にあったものだと言っていた。


「なんで、あたしに言わなかったんですか?」
「言ったら反対するだろ?」

「勝手な事をしないで下さい!でも…気持ちはとっても嬉しいです。ありがとう、司。」
「ああ。」

少し照れたように笑っている司。
進が司を慕っているのも、司が進の事を気にかけてくれるのもあたしにとっては嬉しいこと。



進に送る荷物がなくなった為、衣類や本、アルバム、両親の写真など必要なものをパッキングしてもらい、後の家具や電化製品などは処分をお願いした。

でも、中学生の時に買ってもらったチェストだけはどうしても処分できずに司のマンションに持って行くことにした。







「ね、ここに一人で暮らしてたの?」


司のマンションは、あたしの知ってるようなマンションの間取りじゃなくて、ペントハウスって言うらしいんだけど、とにかく広い。

リビングだけでもあたしのマンションの部屋より広いかもしれない。


「寝に帰るだけだけとな。」
「もったいない…。」


だってゲストルームが5つもあるんだから、友達とか呼びたい放題だよね。


「女は入れたことないぞ。ダチもここに来たのは数えるほどか。」
「ホントですか?」
「ああ。」


司は自分のテリトリーには信頼出来る人しか入れないらしい。


「どの部屋使ったらいい?」
「は?夜寝るのは毎日一緒だぞ。」
「そうじゃなくって…//チェストとか荷物を置かせて欲しいんだけど。」
「ああ、どこでもいいけど、寝室の隣にするか?服は俺と同じ所に置いたらいいから。」
「ありがとう。」


荷物を置くのに一部屋借り、服は司のクローゼットに一緒に置かせてもらった。
クローゼットには、高級そうな司の服の隣に女性物の服が沢山かけられてあった。


「それ、つくしの服な。」
「こんなに沢山…」
「嫁を着飾れるのは旦那の特権だろ?俺の楽しみ取るなよ。」


そう言われちゃうと何も言えない…。



キッチンには一通りの調理器具が揃っていて、好きに使っていいって言ってくれた。

洗濯機がないのを不思議に思って聞いてみたら、全部クリーニングに出しているって。


自分のものは洗濯したいから、洗濯機を買ってもいいか聞いてみた。



翌日、仕事から帰ったら最新式の洗濯機が届いていた。





いつも応援ありがとうございます!


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コメント

コメント(1)
くるみぼたん
拍手コメント ま〇〇様
コメントありがとうございます♪

ふふっ、甘々ですよね〜(*≧∀≦*)
今まで知らなかった幸せと快楽を知った司くん…歯止めがききません(>_<)

最近は、若干妄想も尽きてきたので…
お話を書くのもちょっと苦労してます(゚o゚;;
一気にお話を書き溜めて更新してることが多いので、毎日1話ずつ書いている作家さんはすごいな〜って思います。
私が同じことするときっと矛盾だらけになりそうで…。

くるみぼたん

2019/11/30 08:49 URL 編集返信
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訪問ありがとうございます!

プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
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