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あたし副社長と結婚します! 25






1つ目のニュース

『飛鳥M建設、会社ぐるみの横領・収賄容疑で家宅捜査。公共事業の入札談合も併せて立件中。』


実はこれ、道明寺HDからのリークらしく、少なからず道明寺HDにも被害があったらしい。
容疑に関わっている社長や社員以外の人たちは、一宮建設と道明寺HDで引き受けるんだって。


飛鳥M建設って、山本さんの会社だよね。

リークしたのは道明寺HDだし、もしかして、あたしが監禁されたのってそれが理由だったのかな。


後で、司から聞いた話では、あたしを監禁した山本さん達とコンパにいた人達は逮捕されたそうだ。
あたしにはこれ以上この件に関わらせたくないって言っていて、司さんに任せている。




2つ目のニュース

『道明寺HD副社長の道明寺司氏結婚。お相手は1つ年下の一般女性。』


これは、会社中の女子社員の悲鳴が聞こえたんじゃないかと思うぐらいの衝撃だった。

どこかの令嬢や女優などの有名人ではなく、一般女性だったことに、もしかして自分たちにもチャンスがあったのかもしれない…と悔やんでいる。


間違っても、司の結婚相手があたしだなんて言えない雰囲気。



お昼ご飯を食べに行った食堂で見た番組では、『現代のシンデレラストーリー』と騒ぎ立てられ、相手はどんな人なのかとか取材して回っている。

道明寺サイドから年齢以外のあたしの情報は一切出ていないから、バレることはないよね?






**


「経理部の牧野つくしさんってどの子?」


お昼休みが終わる頃に突然現れた、背が高くてモデルのようなプロポーションの美人女性。


「あの…私ですけど。」
「ちょっと付き合って頂戴!」
「えっ?あの、仕事が…」
「そんなのどうでもいいわ!」


強引にあたしの手を掴んでエレベーターに乗り込み、地下駐車場に停まっている車にあたしを乗せた。

自分も車に乗り込み、携帯を取り出して何処かに電話をかけた。


「司?ちょっと経理部の牧野さん借りるわね!」


一方的に話をして電話を切った。



この美人さんは一体…


「会いたかったわ♡あたしが1番最後だなんて酷いわよね〜。そう思わない?」


ギュウギュウと抱きしめられて、苦しいんだけど…。


「く、苦しいです…」
「あら、ごめんなさい。嬉しくってつい力が入っちゃったわ。」


ようやく力を緩めてくれて、息が出来るようになった。


「すみません、どなたでしょうか?」
「自己紹介がまだだったわね。私は椿、司の姉よ。」
「お姉さん??」

「そう、司があなたと結婚したのをお母様から聞いて、ジェットに飛び乗って来たのよ。」
「すみません。先日司さんと結婚しました、つくしです。よろしくお願いします。」
「かしこまらなくていいのよ。お昼はもう食べたわよね?じゃあ、お買い物に行きましょう!」


どうしたらいいのかわからないでいると、タイミングよく司から電話がかかって来た。


「司でしょ?出ていいわよ。」


お姉さんに断って電話にでた。


『つくし、突然ごめんな。』
「ちょっとビックリしたけど大丈夫です。」
『悪いけど、姉ちゃんに付き合ってやってくれるか?』
「でも、仕事…」
『西田の方から経理の方には連絡入れてっから。』
「ありがとう。」
『ごめんな。暴走した姉ちゃんは誰も止められないんだ。』
「ふふっ、司と一緒だね。お姉さんと楽しんで来るね。」
『ああ、頼むな。』
 

司との電話を切ると、許可が出たようねとお姉さんがニコリと笑った。


あ、笑った顔が少し司に似てる。



車が停まったのは、老舗の百貨店。
超美人のお姉さんに連れられている制服姿のあたしはかなり浮いてる。


そして、入ったお店は誰もが知っている超一流ブランド。

採寸をされ次から次へと試着をさせられ、それを3店舗分繰り返した。
最後に選んでくれた服を着て、制服は包んでもらった。


ランジェリーショップにも行って、ブラの正しい付け方を店員さんに教えてもらいながら試着し、いつ着るの??って思うセクシーなものまで選んでいた。 

どれだけの服を買ったのかなんてわからないけど、お姉さんはとっても満足そうだった。



買い物を終え、メープルのカフェに寄ってお茶とケーキを頂いた。


「あの子が結婚するなんてね。遊んでばっかりで、真剣に恋愛する気もなさそうだったから、心配していたのよね。だから突然結婚したって聞いて、ビックリしちゃったんだけど、こんなに可愛らしい子だなんて思わなかったわ。あの子、優しくしてくれてる?」
「はい、とっても。」

「そっか、良かった。聞いたかもしれないけど、司は中学生の頃からNYに行くまでかなり荒れてたから、つくしちゃんに酷い仕打ちをしてないか心配だったのよね。」
「大丈夫です。」

「だったら、司をもっとメロメロにしないとね。」


カフェを出て、お姉さんに連れられて行ったのはメープルのお姉さんの親友がエステティシャンとして働いているエステサロン。


「美穂、司のお嫁さんで妹になったつくしちゃんよ。あ、でも公表してないんだったわね。」
「大丈夫よ。守秘義務は守るから。」


お茶目に答えた美穂さんはお姉さんの高校生の時からの親友だって言っていた。


「本当にお手入れしてないの?吸い付くようなモチ肌だわ。それに…♡」


お姉さんと一緒の部屋でエステを受けていて、ただでさえプロポーション抜群のお姉さんとほぼ裸のような姿でいるだけでも恥ずかしいのに、あたしの全身には司が付けたキスマークが散りばめられている。


「だって新婚さんよ。それにこんなに可愛いんだから夢中になるわよ。」
「そうね。じゃあもっと磨いちゃうわね。椿、お買い物にはもう行ってきたの?」
「もちろんよ。」

「椿、ずっと妹が出来たらいっしょにお買い物やエステに行くのが夢だったって言ってたものね。」
「ええ。つくしちゃん、付き合ってくれてありがとうね。」
「いえ、私も楽しかったです。色々ありがとうございます。」


エステを終え、友達と会う約束をしているお姉さんと別れマンションに帰った。


マンションに帰り届けられた服を見て、あまりにも多くてビックリして、中身を見ている途中で司が帰ってきた。


たまたま手に持っていた、セクシーなランジェリーを見て、「今日これ着ろよ」と言われお風呂上がりに着てみると、想像以上にセクシーで、エステで磨かれモッチリしたあたしの肌との相乗効果に司が大喜びして、濃厚な夜を過ごした。





いつも応援ありがとうございます♪

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椿お姉さん登場です(*≧∀≦*)

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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
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