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あたし副社長と結婚します! 26






籍を入れ、2人の生活に慣れてきた頃、司が入籍後初めて出張に行った。

ちょっ寂しいな…なんて思いながらも、日頃できないことをしようと思い、菜摘とご飯を一緒に食べようと約束した。


待ち合わせの駅を出たところキョロキョロとしていると、菜摘に呼ばれた。


「つくし〜、こっちこっち!」
「ごめんね、待った?」
「私もさっき来たところだよ。」


2人で歩いて、目的のアジアンレストランに向かった


飲み物と料理をオーダーし、店員さんが席を離れてすぐに菜摘に詰め寄られた。


「美幸の結婚式の時のこと、話してもらうわよ。」
「あ、うん。」


何から話したらいいのかな…。

菜摘は大学時代、勉強と生活していく為のバイトで忙しく付き合いの悪いあたしを見捨てずに相手してくれた大事な友達。
だから、ちゃんと伝えなきゃ…ね。


始まりは契約結婚だったこと、でも少しずつ好きになって契約じゃない結婚したこと、司のことなんかを話した。


「え?じゃあ、結婚式の時は契約中だったってこと?」
「うん。」

「そうは見えなかったよ。新郎新婦よりも熱々に見えたもん。」
「そうかな。」

「彼の方がつくしのこと好きでたまらないって感じだったけどね。」


あたし達が帰った後、会場は騒然としてて、美幸はめちゃくちゃ悔しそうで、ちょっとスッキリしたって菜摘が言ってた。


「今日は飲まないの?」
「あ、うん。彼が自分のいない時は飲むなって。」

「ふふっ、意外と過保護なんだね。」
「そうなのかな…。」

「そうなんじゃない。つくし、凄く綺麗になったし幸せそうだよ。私もね、最近彼が出来たんだ…。」


前半はあたしの話だったけど、後半は菜摘の彼の話で盛り上がった。





菜摘との食事を終え、電車でマンションに帰ると玄関に靴がありリビングの明かりが付いていた。

あれ、司が帰ってくるの今日だっけ?
リビングに入ると、司がソファに座ってウィスキーを飲んでいた。


「ただいま。今日帰りだったっけ?」
「いや、おまえに会いたくて詰めて仕事を終わらせてきた。」
「だったら電話くれれば良かったのに〜。」
「久々にダチと会ってたんだろ?邪魔するわけねーだろ。」
「ふふふっ、ありがとう。」
「楽しかったか?」
「うん。ちゃんと結婚の報告してきたよ。」
「そうか…。」


隣に座っている司があたしの唇を親指の腹でスーッとなぞった。

司の目が熱を帯びていて、今からの2人を想像させる。


「シャワー浴びる?」
「ああ。」


一緒に入ろうぜと言われてお風呂に入り、あたしの体を洗ってくれるのはいいんだけど手つきあやしくなってきて、どんどんエッチになってきた。


「もう限界…」


そう言って司があたしの中に挿ってきた。


「ああっ…ンンッ……」


あたしの中いっぱいに広がる司の熱に溶かされていった。
場所をベッドに移し、1週間の時間を埋めるかのように深く繋がった。





**

ベッドに移って3度目だったか…
意識を飛ばしてしまったつくしはそのまま眠りについた。


つくしの額にキスをして冷蔵庫にミネラルウォーターのボトルを取りにいった。

そんなに時間は経っていないと思うが、ベッドルームに戻るとつくしが起き上がっていた。


「どうした?眠れなかったか?」


俺の方を見て、彼女はふわっと笑顔になった。


「司がいなかったから、夢かと思ってた。」
「水取りに行ってたんだ。飲むか?」
「うん。」


蓋を開けたボトルを渡すと、ゴクゴクと飲んで返してきた。
ベッドに戻った俺に、彼女は体を預けてきた。


「寝るか?」
「…うん。」


横になり、腕枕をするとピタッと俺に寄り添ってきた。

眠っている時は無意識に俺に寄り添ってくるんだけど、起きている時には珍しいな。


「もしかして、寂しかったのか?」
「……かな?」


素直じゃねーのはいつもだけど、ピッタリとくっ付いてくるつくしは、すげー可愛いんだけど…。


「つくし」
「ん?」


俺の顔を見たつくしにチュッとキスをした。


「俺もめちゃくちゃ会いたかった。つくしを小ちゃくして、ポケットに入れて連れて行けばって思ったぐらいな。」
「ふふっ、何それ〜。」


クスクス笑っているつくしを抱きしめて、顔中にキス降らしていった。


つくしがこんなに愛しい存在になるとは、出会った頃には思わなかったな。


そして、欲望を吐き出すだけの行為だと思っていたセックスにも、つくし限定だけどこんなにハマるとは思っていなかった。


「もう一回な…」


俺の形を覚えつつある彼女の中に挿り、ゆっくりと2人で絶頂まで昇り詰めていった。


今度こそ、眠ってしまったつくしを抱きしめ、彼女の温もりを感じながら眠りについた。




いつも応援ありがとうございます♪

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中々お話が進んでいかないですね〜(^-^;
気長にお付き合いくださいo(^-^)o

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コメント

コメント(2)
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2019/12/01 11:42 編集返信
くるみぼたん
童○様
コメントありがとうございます♪

私も、そのシーンは見てみたい気もしますが、
2人のストーリーには関係ないので、書くつもりはありません。
なので、童○様なりに色々妄想してみて下さいね(*´꒳`*)

美幸は自分の結婚式に(自分の日頃の行いもあるのですが)思いの外友達が集まらなくて、人数の確保の為につくしちゃんを呼んだ…設定です。
少なからず、幸せな自分を見せる下心もあったと思いますけどね。

元彼の方は、乗り換えたとはいえ美幸のことはちゃんと好きになっていますので、2人の未来も幸せなんだと思ってます。


くるみぼたん

2019/12/02 07:52 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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