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あたし副社長と結婚します! 30《完》






「ンッ あっ……んんっ…」


俺の下で揺れているつくし。

繋がれば繋がるほどつくしの中は俺の形を覚えていって、俺を離さないようにしっかりと包み込んでいる。

つくしを抱き起こし座ったまま、彼女とキスをしながら揺れる。


「ダメッ…」
「奥に当たっていいんだろ?」


そう言う俺もそろそろ限界…


「ンッ…」
「一緒にイくぞ」


グラインドのスピードを速め、つくしの中がキューっと締まったと同時に俺の熱いものを最奥に放った。


結婚式を挙げた夜に一回だけで終わるわけもなく…浴室でベッドでと何度も彼女を求めた。







**

年内の仕事が終わり、二人でゆっくりと過ごそうと思ったていた休暇の初日。

いつもなら俺より先に起きているはずのつくしがまだ俺の隣りで眠っている。

昨晩もしんどいから…と早々に寝たのに、熱でもあるのかと額に手を当てた。


いつもよりあったけぇ。
風邪か?


「ん…。おはよ。」
「大丈夫か?少し熱っぽいぞ。」
「少し怠いだけ。」
「あったかい飲みもん入れてくるからもうちょっと寝てろよ。」
「ありがと。」


キッチンに行き、俺用にコーヒーを、つくしには彼女の好きなハーブティーをお揃いのマグカップに入れて寝室まで持って来た。


「つくし、起きて飲めるか?」
「うん。」


起き上がったので、マグカップを渡そうとすると「うっ…」っと口を押さえてトイレに駆け込んだ。
少し吐いているのかゲェゲェと聞こえてくる。


「つくし、大丈夫か?」
「ごめん、コーヒーの匂いで気持ち悪くなっちゃって…。もう大丈夫だから。」


背中をさすっていると少し落ち着いてきたので、少しつくしから離れる。


「ちょっと待ってろ。」


冷えないようにつくしの肩にガウンをかけ、寝室に置いてきたコーヒーをキッチンに片付け、タオルをお湯で濡らしてつくしの所まで持っていった。


「ほら、これ使え。」
「ありがと。」
「横になるか?コーヒーは片付けたからな。」
「ん。」  


つくしを抱き抱え、ベッドまで運んで降ろそうとすると俺にギュッと抱きついた。


「もう少しこのままでいい?司の匂い落ち着くの。」
「いいぞ。」


つくしを抱いたままヘッドレストにもたれた。



熱っぽいけど風邪ではなさそうだし、
気持ち悪そうだけど胃腸炎でもねぇよな。

疲れが溜まってるのか?




それとも………!!!




色々考えて、ある一つの可能性にたどり着いた。




もしかして…
いや、そうだったらつくしの方が先に気付くんじゃねーの?

でも、心当たりはありすぎるほどある。


「なぁ、つくし。少し落ち着いたら病院行こうぜ。」 
「……大丈夫だよ。」
「病気じゃねーと思うんだけどさ。」
「病気じゃないのになんで病院……あっ!!!」
「だろ??心当たりはめちゃくちゃあるよなぁ。」
「……ん。」


まだ確定じゃねーが、なんとなく原因が分かって少し気持ちが楽になったつくしは準備するねと言って着替えにクローゼットに入っていった。


一本電話をかけてから、俺も着替えにクローゼットに入るとつくしは着替え終わっていた。


準備を終え、車に乗って道明寺系列の病院へと向かった。




道中、つくしは俺に体を預けてきた。
甘えてくるなんて珍しいなと思いつつ、肩に手を回して抱き寄せた。


「どうした?気持ち悪いか?」
「平気。なんかね、ちゃんとママになれるかなぁ〜って不安になっちゃって。」
「一人で頑張らなくても、俺と一緒に親になって行こうぜ。」
「…そうだね。ありがとう、司。」


俺だって不安がないかって言ったら嘘になるが、つくしと一緒なら大丈夫だって思える。



病院で検査や内診をしてもらい、妊娠が確定した。

医者に『おめでとうございます』と言われ、二人してつくしの妊娠を実感が湧いた。


医者に注意することや今後の予定などを聞いてから病院を後にした。




「ここに赤ちゃんがいるんだね。」
「ああ。あれだけ生でヤりまくってて、遅いぐらいだろ。」
「もうっ、またそんな事を…。」


俺たちの子供は8月頃に生まれてくる予定だ。

すげー楽しみだけど、色々心配なことがある。


「つくし、仕事の事なんだけど…。」
「出来れば続けたい。ダメかな?」
「ダメじゃねぇ。けど…」
「ん?何??」
「秘書課っつーか、俺の秘書にならないかと思ってよ。」
「あたしが司の秘書?」
「ああ。資格的にも問題ないし、俺の目の届く所に居てくれると安心する。」
「ふふっ、過保護だなぁ。で、いつから?」
「年明けすぐ…でもいいか?」
「了解!」


籍を入れた時から、つくしの異動の話は考えていた。
経理部で頑張ってるのを知ってたから中々言い出せなかったけどな。
意外とすんなりと受け入れてくれてホッとしたのがホンネ。


「通勤も車だぞ。」
「一緒に?」
「時と場合によるけど、基本的には一緒だ。」
「ん、わかった。」


まだ、心配なことはある気もするが、一つずつ解決していけばいいか。




「ね、子供の名前も考えなきゃね。」
「男か女かも分からねーのに気が早いな。まずはここで育てて元気に産むことだろ。」
「うん。でも、楽しみだね。」
「ああ、すげー楽しみ。」


あたしはねぇ、子供は3人は欲しいなぁとか、赤ちゃん生まれたらピクニック行きたいねぇだとか…楽しそうに俺たちの未来を話しているつくし。

つくしと出会わなければ、想像することも出来なかった今の状況、そして未来。




「幸せだな…。」
「ん。でも、まだまだ始まったばかりだよ。」





END






いつも応援ありがとうございます♪

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ここで完結です(*゚∀゚*)
夕方に『あとがき』をUPしますね。


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コメント

コメント(2)
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2019/12/05 13:42 編集返信
くるみぼたん
スリ〇〇〇〇〇〇さま
コメントありがとうございます♪

今回は題名がストレートでしたから…ね(´∀`)
もう少し、契約結婚出来たのかな感じを出したかったのですが力及ばず、司くんに好きって言わせちゃいました(゚o゚;;

最近は、終わり方が難しくて…。
二人はもっと幸せになるんですが、一つ目の大きな幸せを噛みしめてる時をラストにしてみました。

家族の話も、機会があれば書いてみますね!

くるみぼたん

2019/12/06 00:08 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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