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Bitter sweet 16







あったかい…。

ピッタリとくっつくと、規則正しく動いている。


スリスリ…スリスリ…


「ぷっ、くすぐってぇ!」
「ぎゃっ!!」


飛び起きると司(さん)が目の前にいて…どうやら一緒に眠っていたみたい。


「えーっと、私…」
「映画観てる途中で寝ちまったんだよ。だからベッドに連れてきたんだ。」

「そっか、ありがとう。司(さん)」
「クッ、まだ慣れねーか?」
「え?」

「司(さん)って心の中で言ってるだろ。」
「嘘、なんでそんな事わかるの?」
「名前の後に微妙な間があるから。」
「だって…」


起き上がった彼にチュッとキスをされた。


「ま、そのうち慣れろよな。」
「うん。あっ、おはよう。」
「…はよ。」


「「・・・・・」」


「なんか照れるね。」
「そうか?」


エッチはしてなくても、パジャマ姿で一緒のベッドで朝を迎えただなんて、照れるでしょ?


「着替えてメシにするか。」
「うん、お腹空いた。」

「クローゼットに服準備してるからさ、着替えて来いよ。」
「あ、はい。」


クローゼットに行くと、お店みたいに沢山の服がかかっていて…どれを着たらいいかわからない。


「決まったか?」
「まだ、いっぱいありすぎてわからないよ。司が選んでくれる?」
「いいぞ。」


彼が選んでくれたのは、白いフェザーニットとミルクチョコっぽい茶色のミニ丈の台形スカート。


「これでどうだ?」
「可愛いね。でも…。」

「どうした?」
「昨日の水族館もそうだし、食事もホテルも全部司が準備してくれてて、その上服までなんて申し訳なくて…。」

「クリスマスぐらい男に格好つけさせろよ。いつも割り勘だろ?」


普段のデートは、基本的には割り勘にしてもらってるんだ。だって、彼がお金持ちだからって付き合ってる訳じゃないし、私だってバイトしてるんだからさ。

でも、私が出してる金額の方が少ないんだけどね。


「…うん、ありがとう。着替えてくるね。」


着替えてくると、彼も着替え終わっていた。
ニットに黒の細身のパンツを履いてるだけなのに、めちゃくちゃカッコいい。


「似合ってるな。可愛い。」
「司もカッコいいね。」


いつも私が忙しくバイトをしてるから、こんなにゆっくりと彼と過ごしたのは初めて。


着替えてる間にダイニングには朝食の準備がされていて、焼き立てのパンのいい香りがする。

朝食をいただいて、ホテルを出て街をぶらぶらしたり、ランチをしたり、プリクラを撮ったりしてデートを楽しんだ。
そして、帰りは司が家まで送ってくれた。


「ありがとう。楽しかったね。」
「ああ。お袋さんいるのか?」
「今の時間なら帰ってると思うけど…。」


わざわざ、ママに挨拶をしてから司は帰っていった。


「つくし、楽しんできた?」
「うん。ママありがとうね。」
「あらっ!」


ママが私の左手の薬指の指輪を見てニヤニヤしてる。


「…もらったの。」
「青春ねぇ〜!ママもそんな頃があったわ…」


深く追及されなくて良かったんだけど、なぜかママの高校生の頃の恋愛話をひたすら聞かされることになった。






**

クリスマスが終わったら私の誕生日なんだけど…クリスマスにいっぱい彼にしてもらったから、何にもしないでってお願いしたんだけど、お祝いだけはするぞってレストランに連れてきてくれたの。


食事を終えた後に、ライトが消えて…
バースデーソングを歌いながら店員さんが誕生日ケーキを持ってきてくれた時には嬉しすぎて泣いてしまった。





年が明け、司の誕生日にはパーティーが行われるらしくって、私も来て欲しいと言われた。

そのパーティーは、私の想像を遥かに超えるものだった。







いつも応援ありがとうございます♪

--------------
お話が短くてごめんなさい(>人<;)

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コメント

コメント(1)
くるみぼたん
拍手コメント H〇様
そう言ってもらえてよかったです^ ^

長々とクリスマスの二人が続きましたが…
コラボのお話が終わったら
少しお話を展開させていきます〜。

くるみぼたん

2019/12/23 07:47 URL 編集返信
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訪問ありがとうございます!

プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

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