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Birthday present



一日遅れですが、つくしちゃんのお誕生日のお祝いのお話です。

またもや、クリスマスに書いた『アットホーム・ビースト』のfamilyのお話です。

娘の咲希ちゃん目線からお話が始まります+.(*'v`*)+








「ね、ママ。誕生日に欲しいものないの?」
「ん?特にないかな。」
「ほら、ジュエリーとか服とか、カバンとか何か無いの??」
「だって、司がなんでも買って来ちゃうから、もう十分でしょ。」
「もう、ママは欲がないなあ〜。」


ママに欲しいものを聞いても、いっつもこんな感じ。





私は、道明寺 咲希。
小学4年生(10歳)になったんだよ。


私のパパは、道明寺司。
道明寺HDの副社長。
仕事をしてるパパはめちゃくちゃカッコいいんだけど、家ではママが大好きでずっとくっ付いているの。
それから…、2年前のクリスマス頃にパパが主夫になった時があって、それ以来時々『1日主夫』をしてるの。2年も経つと、パパの料理の腕もかなり上達して、レシピを見なくても料理が作れるようになったんだよ。


そして、私のママは、道明寺つくし。
ママは高校生の時にパパと出会って、大恋愛をして結婚したんだよ。初めはね、楓ちゃんも反対してたって類くん達やタマさんも言うんだ。今では仲良しなのにね。ママがお仕事をしてる姿もカッコいいんだよ。
ママは、普段は優しいけど、悪いことをしたら怒るのはママなんだ。でもね、レッスンや学校では教えてくれない色んなことを教えてくれるの。


弟の大雅(たいが・5歳)と美沙(みさ・1歳)の5人家族。





で、話は戻って、パパにママが欲しいもののリサーチを頼まれたんだけど…。
かわりに新しいお洋服を買ってもらう約束をしたのは内緒。



「じゃあ、ママ、旅行とかは?どこか行きたいところとかないの?」
「年末だし、人も多いし態々出かけなくてもいいよ。」


想像通りの答えだけどさ…
誕生日くらいママだってもうちょっと我儘言ってもいいのにね。




あ、そうだ!
パパと一日デートっていいんじゃない??









パパにママにリサーチした結果と私の意見を言うとニンマリと笑った。


「咲希、ナイスアイディアだな。留守番頼めるのか?」
「うん、いいよ。その代わり…」
「好きな服と靴も買ってもいいぞ。」
「やったぁ〜!」


ママに聞くとダメって言われるんだけど、パパはこんな時は気前よく買ってくれるんだ。











**

もうすぐつくしの誕生日。

俺がプレゼントの希望を聞いても要らないっ言うので、咲希にリサーチを頼んだ。
結局、咲希もつくしから聞き出せなかったが、『一日二人でデート』を提案してきた。


咲希が産まれてから、パーティーなどに二人で出席することはあっても、デートは無かったんじゃねーの?
ニンマリと咲希の意見を聞き入れ、プランを練ることにした。



結婚して子供が出来てからは、ずっと邸でお祝いしてきた。去年の誕生日は料理を作ってやったな。
日帰りならそんな遠くにも行けないか。普通に映画を見て街をブラブラするのも悪くねぇな。



「な、つくしの誕生日なんだけどよ。」


夫婦の寝室で風呂上りに化粧をしているつくしに話しかける。


「ん?プレゼントなら要らないよ。」
「じゃなくて、二人っきりでデートしようぜ。」
「デート?」
「ああ。」
「子供達は?」
「邸で留守番だ。」
「えっ、でも…。」


つくしが子供達のことを気にかける気持ちもわかるけど、少しぐらい自分のことに時間を使ってもいいのにな。


「咲希の提案だ。おまえが、モノも旅行も要らねーって言うから、二人でデートして来いってさ。」
「咲希が?」
「ああ。映画行って、街をブラブラして…なんてどうだ?」
「いいの?」 


いいの?って聞きながらも顔が嬉しそうだぜ。
 

「他に行きたいところがあったらそれでもいいぜ。」
「ううん、それがいい!」


くくっ、即答かよ。
結婚して12年…いつまでも変わらないつくしが愛おしく感じる。


「見たい映画調べておけよ。」
「うん、ありがとう。」



3人も子供産んだし、もうおばちゃんだから色気もないでしょ…なんて言うけど、子育てに仕事に
、そして俺の相手もしてるからか、体型はほとんど変わらない。


「いいか?」
「…ん。」


昔のように激しくはないが、普段はゆっくりと絶頂まで昇り詰めて2人の時間を楽しむ。俺としては、激しく毎日でもイケルんだけど、こんな風に楽しめるようになったのも長く一緒にいるからだと思っている。










誕生日当日。
子供達を邸に連れて行き、咲希に大雅と美沙を託した。タマやメイド達もいるし心配ないだろう。
俺の運転で車に乗って行くかと思ったが、都内だし途中の移動は電車か歩きの方が都合がよさそうだから、リムジンで目的地まで送ってもらった。


「わっ、寒いね。」


車から降りて寒そうに肩をすくめたつくしに手を差し出すと、俺の腕に手を絡めてきた。
最近は、子供の手を引いていたり、抱いていたりして、パーティー以外でこんな風に歩くのも久しぶりだな。


「へへっ。こんな風にデートするの久しぶりだね。」
「だな。」


デート中、映画を観ていても、食事をしていても、雑貨屋みたいなところで皿なんかを見ていても、彼女は楽しそうだった。


そうだった。
つくしは、高級なフランス料理よりもたい焼きやソフトクリームなんかの方が嬉しそうなんだよな。

もっと2人の時間を楽しんでいたかったが、そろそろ帰る時間か。
確か近くにつくしの好きなたい焼き屋があったはず…。


「帰りにたい焼き買って帰るか?」
「いいの?近くに来たから行きたいなぁ〜って思ってたの。」
「いいぞ。他には無いか?」
「じゃあ、パン屋さんも行っていい?ほら、メロンパンの美味しいところ。」
「クッ、食い物ばっかりかよ。好きなところ寄っていいぞ。」


たい焼き屋とパン屋で、家族の分とタマやメイド達の分を大量に買い、帰りのリムジンの中は甘ったるい匂いに包まれていた。










**

「ただいま。咲希、お留守番ありがとうね。」
「おかえり、ママ。早かったね。」
「そう?十分楽しんできたよ。」


ママは自分のことは後回しなんだから、もっと楽しんできたらいいのに…。でも、「きっと早く帰って来るさ」と言ったタマさんの予想通りでみんなでママのお祝いが出来るね。


「だったらいいんだけど…。」
「お土産あるよ。たい焼きとメロンパン。沢山買ってきたからタマさん達も食べて下さいね。」
「奥様、ありがとね。」
「ねぇ、ママ来て!」
「何?」
「内緒。ほら、早く早く〜!」


ママ達のいない間にプレゼントを準備してたんだ。
お邸の私たちの部屋に準備したのは、ケーキとプレゼント。
ケーキはね、パティシエの佐藤さんと一緒に作ったの。プレゼントは、大雅の作ったメダルとみんなの寄せ書き。美沙には手形を押してもらったんだ。


「「ママ、お誕生日おめでとう!」」

「ありがとう〜。」


目に涙を浮かべているママの頭を美沙を抱っこしたパパが笑いながらポンポンと撫でている。そんなパパの真似をして美沙もママの頭をポンポンと撫でたのを見てみんなが笑った。


家族みんなでお祝いをして、ママは泣いたり笑ったりと忙しかったの。



パパとのデートも楽しかったみたいで、ママに沢山喜んでもらえて私も嬉しかったんだ。









END





いつも応援ありがとうございます♪


--------------
相変わらずオチもないお話ですが、このお話で今年の更新は最後とさせていただきます。

沢山の皆様が遊びに来て下さりありがとうございます(*´∀`人 ♪
感謝の気持ちでいっぱいです。

皆様、良いお年をお迎えくださいね。

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コメント

コメント(3)
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2019/12/30 12:00 編集返信
くるみぼたん
拍手コメント ぴよ〇〇様
コメントありがとございます♪

familyのお話、私が幸せな気持ちになるので
つい書いてしまうんですよね〜(´∀`)
色んな事を忘れてほんわかしてもらえると嬉しいです(≧∇≦)

今年も覗いてみてくださいね。

くるみぼたん

2020/01/04 20:47 URL 編集返信
くるみぼたん
a〇〇様
コメントありがとうございます♪
楽しんでもらえて嬉しいです(*^▽^*)

今年もお暇な時に覗いてみてくださいね(≧∀≦)

くるみぼたん

2020/01/04 21:04 URL 編集返信
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くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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