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高嶺の花 前編



20万拍手、ニアピンを踏んで下さったスリー〇〇〇〇〇様のリクエストです(*^▽^*)

リクエスト内容は、後編の最後に公開しますね。











「牧野さん、おはようございますっ!」
「おはようございます。」

「キャー!!挨拶返して貰っちゃった♡」


女達がキャーキャー騒いでるのは俺やF3ではなく、俺が片想いしてる女…牧野つくし。


牧野商事の社長令嬢で、俺の一個下の英徳学園高等部の2年生。

才色兼備で高嶺の花に見えるが、愛想が良く相手によって態度を変えないから男女関係なく人気で男達の中では牧野を狙ってるヤツも多い。


実際、多くのヤツらがアプローチしてるが、鈍感な彼女はそれに気づいていない。




少し歩みを早めて、牧野の背後から声をかけた。


「よぉ。…はよ。」
「あ、道明寺さん。おはようございます!」


ふわりとした笑顔で挨拶を返してくる彼女にドキリと胸がなった。


牧野が高校生になった頃からパーティーに参加する様になり、何度か会ううちにお互いに会ったら挨拶をする程度の関係。
俺としては、もうちょっと踏み込んでいきたいところだが、中々糸口が見つからない。



「二人ってやっぱりお似合いよね。」
「道明寺さんのお相手が牧野さんなら、誰も文句言えないもんね。反対もそうだけどさ…。」


周りからしたら、俺と牧野はお似合いのカップルに見える…らしい。F4のリーダーと呼ばれている俺の片想いだなんて誰にも言えないけどな。





週末、買い物にでも行こうと乗っていたリムジンの車窓にふと目をやると、セレクトショップに入ろうとしている牧野を見つけた。


「ここで停めてくれ。」


週末会えるなんてラッキーだなと思いながら店に入ると、


「ここからここまで全部下さい。」


と店員に指示をしている牧野。


「ちょっと待て。」
「あれ?道明寺さん??」
「偶々、牧野を見かけだから来たんだよ。ほら、これなんておまえに似合わないだろ?」


俺が、彼女の選んだものの中から取り出したのは、超ミニのタイトスカート。


「でも、新作って言ってるから…。」
「新作とか関係なしによぉ、自分に似合う服を着ろよ。」

「買っても合わなかったら着ないだけだし問題ないでしょ?」
「はぁ〜、そうじゃなくってよぉ…。いくら金があるからって、無駄なもんに使うのは馬鹿げてるだろ?」
「そっか…。」


学校では完璧なのに意外と抜けてんな。


今着ている服のセンスは普通って言ったところか。
制服か、パーティーでのドレス姿しか知らないから私服姿は新鮮だけど、もっと似合うのがあるだろ??


「俺が選んでやるから試着してみろよ。」
「あ、うん…。」


店の中から、牧野に似合いそうな服を何点か組み合わせてピックアップし、彼女に試着させる為店員に渡した。


「わっ、可愛い。」

しばらく経ってから、試着室から声が聞こえてきた。

「見せてみろよ。」


おずおずと試着室から彼女が出てきた。
俺が選んだ服は牧野によく似合っていて、俺の見立ては間違っていなかった。


「いいな。他も来てみろよ。」
「うん。」


その後に試着した服も、牧野は気に入ったらしく俺が選んだ服を全部買っていった。



「服を選んでもらって、ありがとうございました。」
「これからは、ちゃんと自分に似合う服選べよな。」
「はい。そうします…。」


ペコリと頭を下げて車に乗り込んだ牧野。街中出会うなんてほとんど無いことなのに、お茶でも誘えばよかったと、走り去る車を見ながら思った。







いつも応援ありがとうございます♪

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お話の流れの都合上、前編は短めですみません。
そのぶん、後編が少し長いです(⌒-⌒; )

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コメント

コメント(2)
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2020/01/23 09:53 編集返信
くるみぼたん
スリー〇〇〇〇〇様
1話にすると、私のお話の中ではかなり長くなってしまうので…
前半がちょっと短いけど前後編にしました〜(*^▽^*)

後編も書き上がっているのですが、大丈夫かなぁ…とちょっとドキドキです(≧∀≦)
もう一回…いや2、3回見直してきます(^-^;

楽しんでもらえますように♡

くるみぼたん

2020/01/23 23:07 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
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