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明日が来ること… 6.5 side海風



 

☆お話の海風サイドです。
読まなくてもストーリーには問題ないので、興味の無い方はこのまま閉じて下さいね。







怪我して入院してるお友達のお見舞い。

彼女、セレブだし一緒にいるといい事が沢山あるから恩を売っておかないとね。


お見舞いを終えて、ナースステーションの前を通りかかった時に、VIPが入院してきたらしい話を聞いた。
看護師さん達が、カッコいいんだよって目をハートにしてたんだ。



これってチャンスじゃない??



病室に行こうとしたけど、セキュリティーがすごくて行けそうもない。

次の日も病院をウロウロして、屋上に行ってみると…居た♡



あの人って道明寺司じゃない??
VIP中のVIPだよ。


ついてるぅ〜。
 

海風がアプローチして落ちない男の人はいないもん。

司くんに声を掛け、ちょっと怪訝そうな顔をされたけどそれぐらいでは怯まない。
司くんの隣に座ると、立ち上がろうとした司くんがよろめいて、私の胸を掴んだの。


ちょっとバツの悪そうに謝る司くん。


意外とウブなの?
チャンスじゃない!


「これ物質ね」とスルッと司くんの左手の薬指からブル○リの指輪を抜いて、次に会う口実にした。




次の日、病室に行こうとエレベーターを降りたら幸運な事に誰もいない。
ルンルン気分で病室まで歩いていると、中から手にギプスをした女の子が出てきた。


この子なら、海風の勝ち。
だって全然色気ないじゃん。


名前を聞いたら『つくし』って言ってた。
変な名前〜!


私の胸元にぶら下がっている指輪に気づいたらしく、どうしたのか聞いてきた。
つくしちゃんにも同じ指輪がハマってるのに気付いてたから、司くんが要らないって言うから貰ったって言ったら、そのまま帰って行ってしまった。


海風って頭いいでしょ?


司くんの病院に入ったら、司くんは寝ていて…
チャンスとばかりにクローゼットや引き出しを物色していた。

司くんが持ってる物は高級品ばっかりで、中でもサイドテーブルに置いてる腕時計は最高級品。


彼女になったら買ってもらえるかなぁ。


目が覚めた司くんに手を握ってたかと聞かれ、あちこち物色してたのを隠すためにうんって答えた。


やっぱり時計が欲しくて、司くんの近くに座って胸を押し当てて、上目遣いでお願いしたら、もう少しで落ちそうだったのに、病室のドアが開いて、誰かが入って来た。


私を見て、かなり嫌そうな顔をしたり怒ってるみたいだけど、3人ともめちゃくちゃカッコいい!
司くんがダメなら、3人のうち誰でもいいかも。紹介してもらおうと思ったのに、向こうから断られちゃった。



きっと、海風が可愛いから司くんといるのが面白くないんだよ。


皆んなが帰ろうとしているのに、突然類くんって呼ばれてる人が、海風の前に来てペンダントトップにしてる指輪を指差して、どうしたのか聞いてきた。
本当は、司くんから奪ったんだけど、要らないって言ってたから貰ったと言ったら、怒ってネックレスから引きちぎって取られちゃった。


まぁ、いいや。


海風には司くんがいるし、指輪だってなんだって買ってもらえるからね。


次の日、なんかヘンテコなクッキーを食べた司くんは、海風に作って来たのか聞いてきたからうんって答えちゃった。
また作ってって言われたけど、海風はお菓子作り得意だから、こんなのより美味しいの作っちゃうんだから。


なんかね、つくしちゃんが来たんだけど私と司くんを見て泣いて帰っちゃったんだ。変なの。



明日退院しちゃうし、司くんに付き合ってって言ったら『ああ』って言ってくれたんだ。

司くんなら友達に自慢できるし、お金持ちだから海風の欲しいものなんでも買ってくれるよね。
その日は、ルンルンで家に帰った。


退院する司くんと一緒におうちに着いて行くと、想像してたよりも大豪邸。


すごぉ〜い!
メイドまで居るんだよ!


司くんがシャワーを浴びてる隙にお部屋を物色。


クローゼットも、なんでもハイブランドのものばかりで、沢山あるから少しぐらい持って帰っても気づかないよね?


お婆ちゃんのメイドさんを筆頭にメイドさんは海風に冷たいの。
私は司くんの彼女だよ!
もっと大事に扱いなさいよっ!
色々と粗を探して文句を言ってやった。



毎日司くんの家に行っても、海風が一方的に話して帰るだけ。
前にクッキーを食べて司くんは少し優しくなったから、海風自慢のレシピでクッキーを焼いて持っていったの。


喜んでくれるかと思ったのに、違うって言って抱きついた私を突き飛ばしたの。
前のクッキーが良かったって、海風が焼いたのじゃないから同じの焼けるわけないじゃん。


なんであのクッキーに拘るなんてわからないけど、司くんの為に作ったのに。。





もう、最後の手よ。
司くんの前で、服を一枚ずつ脱いでいった。


海風の体を見たらね、みんな抱きたくなるの。
ウブそうな司くんなんてイチコロでしょ。





そのままベッドインって思ったのに、海荷の目の前には、お婆ちゃんメイド。




「服を着たら、さっさと帰んな。もう2度とうちの敷居を跨ぐんじゃないよ。」
「うるさいなぁ〜。」


いいよ。
今日は、ロレッ○スの時計をゲット出来たし、前に持って帰ったのと合わせて売れば結構な金額になるんじゃない。


「あ、それから鞄に入れたもの置いていきなよ。」
「なんの事ですか?」
「坊ちゃんの時計だよ。」


年寄りだと思ってたのに侮れない。
渋々鞄から時計を取り出して、放り投げた。


ま、まだ家にいっぱいあるし、早いうちに売っちゃおっと。
追い出されるように司くんの家を出て、海風のアパートに帰った。


司くんの所から持って帰ったものを集めて、質屋さんに持って行った。


「申し訳ありません、こちらでは買い取れません。」


5件も回ったのにどこも買い取ってくれない。
6件目、お店の人がちょっと待って下さいと言って散々待たされたと思ったら、警察が来て盗品として届けが出てるって言われた。


同じものだって沢山あるでしょって思ったのに、全部に道明寺家の刻印が押してあって、彼氏にもらったって言っても取り合ってもらえず、警察に連れて行かれちゃった。


司くんは海風の元彼氏で別れる前に貰ったと話しても、司くんの方がそんな事実は無いと言ってて、そのまま逮捕されちゃった。


初犯だったから、執行猶予⁈で済んだんだけど、警察署を出る時に司くんの友達がいた。


もしかして、海風に会いに来たの?


「やっぱり、警察沙汰になったんだ。」
「司の金にしか興味がなかったからだろ。」
「あー、それから、道明寺だけでなくて、美作、西門、花沢、大河原、三条なんかも怒らせてっから、執行猶予がついたからって普通に生活出来るなんて思わないでね。」


そう二人で話して去って行った。
もうっ、何なの〜!!!



この時の海風は、これからの生活が大変なものになるなんてカケラも思っていなかった。





いつも応援ありがとうございます♪


--------------
この後の海風がどうなっていくのか…皆様のご想像にお任せします(´∀`)

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コメント

コメント(4)
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2020/03/01 00:25 編集返信
くるみぼたん
つく〇〇〇様
そうですよね。

やっぱり司にはつくし、つくしには司だから許せないんですよね。
しかも、沢山自分の都合の良い嘘を重ねましたからね〜。

今回は、F3に援護射撃してもらいました。
この人達に睨まれたら、きっと普通の生活なんて出来ないですよね。

くるみぼたん

2020/03/01 00:41 URL 編集返信
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2020/03/21 12:10 編集返信
くるみぼたん
童○様
コメントありがとうございます!

お話の中では、つかつくの二人のことをメインで書きたいので、海風ちゃんのその後は書くつもりはありません。
ごめんなさいm(_ _)m

くるみぼたん

2020/03/22 23:20 URL 編集返信
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Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
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