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Look at me! 13







「つくしちゃん、いっぱい食べてね。」
「……はい。」


前回、お邪魔した時には道明寺の部屋しか入って無かったから、初めて入ったダイニング。


部屋の真ん中に宮殿の晩餐会が出来そうな高級テーブルセットがドーンと置いてあって…
まぁ、とにかく落ち着かない。


目の前にいるお姉さんはとっても綺麗な所作で食べている。
道明寺もだけど、やっぱり育ちがいいんだよね。


お姉さんはとっても素敵な人なんだけど…あたしがダメダメ過ぎて気遅れしちゃうんだけど、お料理の見た目の美しさと美味しさに自然と笑顔になってしまう。


「美味しい…。」

「ふふっ、美味しそうに食べるのね。」
「あっ、ゴメンナサイ。」

「なんで謝るの。楽しく食べるのが一番よ。」
「……はい。」


美味しくお料理を頂いていると、ダイニングの入り口のドアが開いた。




「姉ちゃん、帰ってくるなら連絡……牧野?」



あたしに気付いた道明寺はびっくりしている。


「お、お邪魔してます…。」
「なんで牧野がいるんだよ。」
「ごめんね、勝手にお邪魔しちゃってて。」
「それはいいんだよ。それより姉ちゃん…」


道明寺はあたしの方に寄ってきて、椅子を引き寄せて隣に座った。


「つくしちゃんと一緒にお買い物に行ってきたの。」
「牧野はバイトだっただろ?」

「それは心配ないわよ。お店の商品全部買い取ったから。バイトは週末もお休みしていいって言ってたもの…ね。」
「……はい。」


道明寺は、はぁ〜っと大きなため息をついた。


「ごめんな、牧野。」
「ううん、でも…これもだけどお姉さんにいっぱい買ってもらっちゃった。」
「いいじゃん。似合ってる。」


嬉しそうな笑顔で答えてくれた。


「つくしちゃんのお買い物は、私のドレス1着にも満たないのよ。」
「値段じゃねーだろ。」

「ふふっ、司からそんな言葉が出るなんてね。つくしちゃん、デザートもあるから最後まで遠慮なく食べてね。」
「はい。ありがとうございます。」


「メシ終わったら送って行くな。」


「あら。つくしちゃん、今日はうちに泊まって行くのよね〜。」


笑顔で話すお姉さんに、道明寺はさっきより驚いた顔をしている。


「マジか?」
「う、うん。いいかな?」

「お、おう。」


だったらゆっくり食べていいぞ、なんて言いながらあたしのことジッと見て居るから落ち着かない。

そんなあたし達をお姉さんは微笑みながら見ていて…


「そろそろ私は部屋に戻るわね。司、つくしちゃんの部屋に押し掛けちゃダメよ。」


道明寺に意味深な笑みを投げかけながら、席を立ってダイニングを後にした。






「姉ちゃんがごめんな。」
「ううん、あたしも楽しかったから…。」

「…ったくよぉ。俺だってあんまりデート出来てないっつーのに、勝手に連れて行くなよな。」
「・・ごめんね。」

なんだかんだ言って、道明寺と会う時間を作ってないのはあたしの方なのに…


「なんで牧野が謝るんだよ。」
「だって、バイトが忙しいから…。」
「そんなの、謝る理由じゃねーだろ。」


少し距離をおこうと思ってたのに、そんな風に言われたら返す言葉がない。
道明寺はいつもあたしのことを優先させてくれている。

「明日もバイト休みなんだよな?」
「うん。」

「じゃあ、あいつらとゆっくり遊んでやってくれるか?」
「うん。」

「てか、すげー喜んでたんじゃねーの?」
「うん、喜んでくれたよ。今も泊まらせてもらう部屋に居るはずだから。」


あたしがダイニングに向かった時には、三匹ともソファーで丸くなって眠ってたから…。


「通りで俺が帰ってきても迎えに出て来ないはずだよな。」
「妬けちゃう?」
「妬くかよ。どの道、あいつらの目当ては牧野だったんだからよ。」


デザートを食べ終えて、ちょっと寄って行けよと言う道明寺と一緒に彼の部屋に入った。









いつも応援ありがとうございます♪

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中々、お話が進まなくてゴメンナサイ(>人<;)
ラストまでのお話の構想はあるんですが、中々書き進められなくて…(−_−;)


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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
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