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ランチタイム

安定期に入った頃。
あんまり遠くない所へ行く時は、司に同行させてもらえるようになった。


今日から、司はシンガポールへ出張。
流石に私はお留守番。
仕事休んで家にいろ…なんて言ってたけど、病気じゃないんだから。。
通常通りに会社に出勤。
司の執務室で一人で仕事をするのも寂しいので、パソコンと資料を抱えて一緒に仕事をさせてもらおうと秘書課に行く。


「つくしさん、おはようございます!今日はこちらですか?」

「おはようございます。副社長が出張なので、お邪魔させていただいていいですか?」

「もちろん!ランチはどうされます?」

「社員食堂に行きたいな…って思ってるんですけど。。」

「じゃあ、一緒に行きましょうね。」


ふふふ、楽しみ。


午前中は、資料の要約や来週の会議の資料を作ったりとする事はいっぱい。



あっという間にお昼の時間。

常務秘書の相沢さんや他の方々と一緒に社員食堂に行く。
食堂に入るなり、沢山の視線を受ける。


・・・しまった。
秘書課の皆さんは美人揃いだから注目のマトだったんだ。


「うーん、何にしようかな?B定食もいいけど…生姜焼きにしよっと。」


食券を買い、カウンターに行くと、


「あら、つくしちゃん!久しぶりだね。ポテトサラダおまけしとくね。」

「わあ、嬉しい。ありがとう〜。」


お皿を受け取り、トレイに乗せて相沢さん達のいる席に行く。
トレイをテーブルに置くと、皆さん目が点。


「つ、つくしさん、こんなに食べるんですか?」

「はいっ。最近、お腹空いちゃって〜。」

びっくりするのも、当たり前か。
秘書課皆さんのトレイにはパスタとサラダとか、定食でもご飯少なめだったりする。
私のトレイに乗ってるのは、大盛りのご飯、お味噌、小鉢、生姜焼きに山盛りのポテトサラダ、さらにデザートまで。
悪阻であんまり食べれなかった反動か司もびっくりするぐらいの食欲なんだよね。


「つくしさん、注目のマトですね。結婚してから、皆さんの前に出てこないから。。」

「えっ、私?てっきり美人な皆さんを見てるのかと…。」

「ふふふっ、副社長がつくしさんを皆さんの前に出さない理由が少しわかった気がします。」


皆さん、うんうんと頷いている。


「過保護なだけですよ。」

「副社長じゃなくても、守ってあげたくなりますよね。」

「えー、守られるキャラじゃないですよ。」


結局、皆さんにクスクス笑われたまま、ランチタイムは終了。



そんな楽しいランチタイム3日目。
今日は、B定食.…と席に着き食べようとしていると、周りがザワザワし悲鳴まで聞こえてくる。
ん?と思いつつも、食べていると、

「おまえ、どんだけ食うんだよ。」

「へっ、つ…副社長?もう帰ってきたの?」

「おう。」


そう言いながら隣の席にどかっと座る。


「何食ってんだ?」

「今日は、B定食。天津飯だったからさ。」

「それにしても、量多くないか?食えるのか?」

「うん。楽勝!」


はぁ〜っとため息をついている。
だって、しょうがないじゃん。
お腹空くんだもん。


「副社長、お昼は?」

「いや、まだ。」

「じゃあ、一緒に食べよう。同じのでいい?私、頼んで来るから…。」

席を立とうとしたら、西田さんに止められ、私の代わりに取ってきてくださる。
司と一緒に、社員食堂でランチ…。
なかなか有り得ないね。


SPに囲まれてるので、ほとんど周りからは見えないんだけど、相沢さん達に優しい目で見守られてる?気がする。


「副社長は普段、お昼はどうされてるんですか?」

「会食の事が多いな。オフィスにいる時は、こいつが弁当作ってくるから、それ食べてる。」

「そうなんですね〜。お弁当だなんて、ちょっと意外です。」

「俺は、昼なんて食わなくてもいいんだけど、こいつが煩いからな。」

「愛ですね、愛。」


皆さん、きゃーなんて盛り上がっている。
残さず食べた私に司は呆れてたけど、ランチを食べ終え執務室に戻る前に、秘書課に寄る。


「お邪魔しました。また、副社長がいない時はお世話になりますね。」

「ぜひ、またいらして下さいね。ランチも一緒にしましょう。」


パソコンと資料を持って、司の執務室に戻る。
執務室に入るなり、司に抱きしめられる。


「ちょっと、パソコン落ちるっ。」


私の持っているパソコンを机に置き、再び抱きしめられる。


「おかえり、司。早かったね。」

「ただいま。おまえに会いたくてよ、寝る間も惜しんで仕事してきた。」

「もうっ、無理しないでよね。」


チュッとキスをされ、お腹をそっと撫でられる。


「少し大きくなったか?」

「1週間でそんなに大きくならないよ。」

「じゃあ、食い過ぎか。」

もうっと、司を叩いて文句を言う。


「2人分だからいいのっ。」

「そんな事言ってたら、マジ太るぞ。」



なんて言い合いをしてる時に、副社長と私のランチしてる写真が社内で拡散されてたのを知ったのは後日の話。
優しい笑顔の副社長の姿は超レアだって、女子社員は私達2人の写真を携帯の待ち受けにしてるんだって。



恥ずかしいからやめてよね〜!!



いつも応援ありがとうございます!

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「副社長と秘書(仮)」ランチタイム編でした。
ここまできたら、カテゴリ名このままいっちゃいます^ ^
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コメント

コメント(3)
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2018/06/28 10:55 編集返信
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2018/06/28 20:02 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
スリ○○○○様
うちのつくしちゃん、どの子も妊娠してるかも(笑)
結婚してから、司くんが離してくれなかったので、鬼の居ぬ間になんとやらです(*≧∀≦*)

悠○様
ありがとうございます♡
明日は…楽しみにしててくださいヽ(*´∀`)

くるみぼたん

2018/06/28 21:35 URL 編集返信
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花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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